ビタミンEの抗酸化作用で老化防止!効果的な摂取方法

ビタミンEは若々しさを保つのに重要なビタミンです。

そのため『若返りのビタミン』と呼ばれるほどです。

ここではその美容効果と効果的に摂る方法などを紹介します。

ビタミンEとは

ビタミンはエネルギー源や体を構成する要素にはなりません。

しかし体の維持や健康の維持には欠かせない成分です。

ビタミンには次の13種類があります。

ビタミンA, ビタミンB1, ビタミンB2, ビタミンB6, ビタミンB12, ビタミンC, ビタミンD, ビタミンE, ビタミンK, ナイアシン, 葉酸, パントテン酸

この中でビタミンEは油に溶ける油溶性ビタミンに分類されます。

このビタミンの主な作用は抗酸化作用です。

抗酸化作用とは

老化には様々な原因があります。

その中でも美容に影響するのは活性酸素による老化です。

活性酸素とは何かというと

他の物質を非常に酸化させやすい酸素

のことを指します。

活性酸素には次のような役割があります。

  • 免疫機能の一部として細菌を攻撃する
  • 体の中の余った水を排出する
  • 体内に侵入した細菌を取り除く

体を守るという点では活性酸素は役に立っています。

しかし、一方で活性酸素は酸化作用がとても強いです。

なので多すぎると体が酸化し老化していきます。

ビタミンEにはこの活性酸素の働きを抑える抗酸化作用があります。

若々しい肌や見た目を保つのにビタミンEは必須です。

ビタミンEの美容効果

ビタミンEの抗酸化作用は次のような美容効果があります。

シワを防ぐ

シワと言えば老化現象の代名詞です。

実はシワのタイプには次の2種類があります。

  • 表情ジワ
  • 乾燥ジワ

活性酸素はこのうちの乾燥ジワの原因になります。

肌が有害な紫外線を浴びると活性酸素が発生します。

その結果肌に次のような悪影響を与えます。

  • 保水力の低下
  • 肌の乾燥
  • ハリや弾力の低下

肌が乾燥すると潤いを失わないために角質細胞が増殖します。

すると角質層のキメが乱れて隙間ができシワになります。

また肌が弾力を失うと薄く固くなります。

肌が固くなるとシワができても元に戻りにくくなってしまいます。

ビタミンEは活性酸素の発生を抑えるのでシワ予防になります。

美肌効果

活性酸素はシワだけでなくその他の肌トラブルの原因になります。

紫外線を浴びて活性酸素が発生するとメラニン色素が生成されます。

これは有害な紫外線による細胞の損傷を防ぐためです。

しかしメラニン色素は肌にとどまり続けるわけではありません。

通常は肌の新陳代謝によって外に排出されます。

なので新陳代謝が正常ならメラニン色素は取り除かれます。

しかしメラニン色素が過剰だとそれが間に合わなくなります。

その結果メラニンが定着し、シミやそばかすの原因になるのです。

肌のターンオーバーは年齢によって変わります。

若い人は通常一カ月ほどで肌が生まれ変わります。

しかし年を取るにつれターンオーバー周期が長くなっていきます。

ターンオーバーが遅れてくるのは30代頃です。

そして若い頃に浴びた紫外線のダメージがシミとして現れます。

ビタミンEの抗酸化作用はそのような肌トラブルを防いでくれます。

美肌を目指すのに欠かせないビタミンです。

薄毛予防

肌だけでなく髪も活性酸素で老化します。

髪の毛は18種類のアミノ酸で構成されています。

活性酸素が発生すると除去のためにこのアミノ酸が使われます。

そうなると髪が栄養不足になり弱弱しくなります。

さらに頭皮自体も活性酸素により老化します。

頭皮が悪化することで抜け毛が増え、薄毛が悪化します。

ビタミンEの抗酸化作用は肌の老化を抑え、若々しい髪を保つ効果が期待できます。

ビタミンEを多く含む食品

ほとんどのビタミンは体内では少量しか生成されません。

なので食事から摂取することが必要になります。

特にビタミンEの含有量が多いのは次の食品です。

食品 100g当たり(mg)
アーモンド 29.4
とうもろこし油 17.1
マーガリン 15.1
すじこ 10.6
いくら 9.1
あゆ 8.2
たらこ 8.1
めんたいこ 6.5
かぼちゃ 4.7
赤ピーマン 4.3

主に植物油・ナッツ類・魚介類などに多く含まれています。

特にアーモンドはビタミンEを豊富に含んでいます。

1日の摂取目安・上限

ビタミンEの摂取目安と上限は次のように定められています。

成人男性 成人女性
摂取量目安 6.5 6.0
摂取量上限 750~800 650~700

過剰摂取すると血液が止まりにくくなるなどの症状が出ます。

また骨粗しょう症のリスクが高くなるという研究結果もあります。

ただビタミンEは排出されやすく普通の食事なら過剰摂取は起こりません。

サプリなどで補う場合は過剰摂取に気を付けてください。

ビタミンEを効果的に摂る方法

ビタミンEは同じく抗酸化作用のあるビタミンA・Cととると効果的です。

ビタミンC

ビタミンCにはシミやニキビを予防する効果があります。

このビタミンが多く含まれるのは次の食品です。

食品 100g当たり(mg)
赤ピーマン 170
パセリ 120
芽きゃべつ 110
レモン 100
ピーマン 76
めんたいこ 76
キウイフルーツ 69
いちご 62
ブロッコリー 54
ハム 50

主に野菜や果物に多く含まれています。

ビタミンA

ビタミンAを多く含む食品は次の表のとおりです。

食品 100g当たり(μgRAE)
鶏肉(レバー) 14000
豚肉(レバー) 13000
うなぎ 1500
あなご 890
モロヘイヤ 840
にんじん 720
あゆ 480
たまご(卵黄) 480
ほうれん草 450
しゅんぎく 380

魚や肉などに多く含まれています。

ただしビタミンAの場合は過剰摂取に気を付けてください。

1日の摂取目安・上限は次のようになっています。

成人男性 成人女性
摂取量目安(㎍RAE) 800~900 650~700
摂取量上限(㎍RAE) 2700 2700

レバーなどは100g食べるだけで上限の4倍以上を超えてしまいます。

ビタミンAを摂りすぎると

皮膚乾燥、無気力、眼球乾燥、食欲不振、吐き気、脱毛

などの症状が出てきます。

ビタミンEで老化防止

ビタミンEは若々しさを保つのに非常に重要です。

そしてビタミンは体内で合成できないので食事からとるのが大事です。

また同じく抗酸化作用のあるビタミンA・Cと一緒に食べるとさらに効果があります。