薄毛・抜け毛を招くおそろしい生活習慣と対処法

今まで薄毛で悩むのは中年の男性だと思われてきました。

しかし現在は若い人で男女ともに薄毛などに悩む人が増えています。

それは生活スタイルの変化も影響していると思います。

また何気ない習慣で頭皮を老化させてしまう習慣もあります。

ここでは薄毛を招く習慣と対処法を紹介します。

薄毛を招く生活習慣

タバコ

喫煙は薄毛を招く習慣です。

タバコを吸うと薄毛になるのは次のような理由からです。

ビタミンが不足する

タバコには次のような有害物質が含まれています。

ニコチン,タール,ベンツビレン,フェノール,ニトロソアミン

どれも有害ですが特に有害なのがこの中でも

  • タール
  • ニトロソアミン

は活性酸素の発生源になります。

活性酸素とは酸化作用が非常に強い酸素のことです。

この活性酸素の消去にビタミンCが使われます。

またタバコを吸うと有害物質を無害化する酵素も分泌されます。

この酵素は有害物質とビタミンCの区別がつきません。

そのためこの酵素によっても大量のビタミンCが失われます。

またビタミンC以外にビタミンB・Eも失われてしまいます。

これらは育毛に欠かせないビタミンなので薄毛の原因になります。

血行不良

タバコを吸うと血行不良になります。

それは血管が老化するからです。

血管が老化すると血液を送る力が弱まります、

血行が悪くなると髪に十分な栄養が送られなくなります。

その結果髪が弱弱しくなり、気も抜けやすくなります。

紫外線

紫外線はそもそも太陽光の中で波長の短い光線のことです。

紫外線は波長の長い順に次のように分類できます。

  • UV-A
  • UV-B
  • UV-C

この内UV-Cは地上に到達できません。

なので一般的な紫外線はUV-AUV-Bのことを指しています。

UV-Aは色素定着、UV-Bは日焼けの原因になります。

この紫外線はシミや肌の老化の原因になります。

実はそれだけでなく頭皮が紫外線を浴びると薄毛の原因になります。

まず頭皮が紫外線を浴びると活性酸素が発生します。

この活性酸素の除去のためにアミノ酸が使われます。

そのためアミノ酸不足になり髪に栄養がいかず弱弱しくなります。

またそれだけでなく頭皮も活性酸素で酸化します。

頭皮環境が悪化することで抜け毛も増えます。

目の酷使・疲労

PCやスマホの長時間使用は目を酷使し、眼精疲労になります。

目の疲労や酷使は薄毛の原因になります。

しかし眼精疲労が直接の原因になるわけではありません。

それは眼精疲労でビタミンとアミノ酸が失われるからです。

私たちの体は眼精疲労を回復するためにビタミンBL-シスチンを使います。

シスチンはメチオニンという必須アミノ酸からできています。

なのでシスチンが不足するとメチオニンも不足します。

その結果必須アミノ酸が不足し、髪が栄養不足になります。

薄毛を生活習慣で予防するには…

このように普段何気ない習慣が薄毛の原因になります。

何気ないことですが積み重ねることで薄毛が進行します。

このような薄毛を予防するには生活習慣を気を付けるしかありません。

あるいは日々の生活で次のことを意識しましょう。

抗酸化作用のあるビタミンを摂る

薄毛というのは活性酸素による頭皮環境の酸化も原因です。

この活性酸素を除去するには抗酸化作用のあるビタミンが必要です。

抗酸化作用があるのはビタミンA・C・Eです。

これらを普段の食事で意識的に摂りましょう

ビタミンA

ビタミンAは次のような食品に多く含まれています。

食品 100g当たり(μgRAE)
鶏肉(レバー) 14000
豚肉(レバー) 13000
うなぎ 1500
あなご 890
モロヘイヤ 840
にんじん 720
あゆ 480
たまご(卵黄) 480
ほうれん草 450
しゅんぎく 380

魚や肉などに多く含まれています。

ただし摂取量には注意した方が良いです。

一日の摂取量目安・上限は次のように定められています。

成人男性 成人女性
摂取量目安(㎍RAE) 800~900 650~700
摂取量上限(㎍RAE) 2700 2700

レバーなどは100g食べるだけで上限の4倍以上を超えてしまいます。

ビタミンAを摂りすぎると

皮膚乾燥、無気力、眼球乾燥、食欲不振、吐き気、脱毛

などの症状が出ます。

ビタミンC

ビタミンCは次のような食品に多く含まれています。

食品 100g当たり(mg)
赤ピーマン 170
パセリ 120
芽きゃべつ 110
レモン 100
ピーマン 76
めんたいこ 76
キウイフルーツ 69
いちご 62
ブロッコリー 54
ハム 50

この表のとおり果物や野菜に多く含まれています。

ビタミンE

ビタミンEはビタミンの中で最も抗酸化力が強いです。

なので『若返りのビタミン』と呼ばれるほどです。

ビタミンEを多く含むのは次の食品です。

食品 100g当たり(mg)
アーモンド 29.4
とうもろこし油 17.1
マーガリン 15.1
すじこ 10.6
いくら 9.1
あゆ 8.2
たらこ 8.1
めんたいこ 6.5
かぼちゃ 4.7
赤ピーマン 4.3

主に植物油・ナッツ類・魚介類などに多く含まれています。

手軽にビタミンKを摂取できるのはアーモンドですね。

1日25粒程度食べれば1日の摂取量をカバーできます。

アミノ酸スコアの高い食事をする

髪はアミノ酸からできたタンパク質でできています。

しかしむやみにタンパク質を摂ればいいわけではありません。

そこでタンパク質の栄養価を示す指標がアミノ酸スコアです。

このアミノ酸スコアは100点満点で100に近づくほど理想的です。

主な食品のアミノ酸スコアは次のようになっています。

食品 スコア 食品 スコア
大豆 100 牛肉,鶏肉,豚肉 100
鶏卵 100 牛乳 100
アジ,イワシ 100 サケ,マグロ 100
枝豆 92 ジャガイモ 73
お米 65 ほうれん草 64
ミカン 51 食パン 44
うどん 41 とうもろこし 31

アミノ酸スコアが100なのは

大豆,牛乳,牛肉,鶏肉,豚肉,アジ,イワシ,サケ,マグロ

などの肉類・魚介類・大豆食品などです。

逆にスコアが低いのはいわゆるごはんなどの主食です。

なのでスコアを高めるには

  • ごはんだけでなく一緒に納豆を食べる
  • トーストだけでなく目玉焼きやソーセージも食べる
  • 麺類には卵や豚肉などをトッピングする

などするとアミノ酸スコアを高めることができます。

普段の食事で意識していきましょう。

普段の習慣を見直そう

最近薄毛になってきたという人は生活習慣をまずは見直しましょう。

特に女性は男性と違い生活習慣の要因が大きいと思います。

そして自分の食べるものを意識しましょう。

良質なたんぱく質とビタミンが育毛には大事です。